出版社内容情報
カトリック武装組織IRAの原点ともいえる秘密組織IRBの1860年代の活動を追う。「フィーニアン」とも呼ばれた彼らの運動を通して、アイルランド民族運動の歴史を紐解く。
内容説明
フィーニアンは英雄か反逆者か。ダブリン大学トリニティ・カレッジ名誉教授L.M.カレン氏の「序文」を新たに所収。
目次
序章 フィーニアンは英雄か反逆者か
第1章 ダブリンの組織
第2章 フィーニアンの世界
第3章 蜂起への準備
第4章 フィーニアン兵士組織
第5章 ダブリン首都警察
第6章 蜂起
終章 フィーニアンたちの遺産
著者等紹介
高神信一[タカガミシンイチ]
1959年東京に生まれる。1983年慶応義塾大学経済学部卒業。1994年慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。アイルランド・ダブリン大学トリニティ・カレッジよりPh.D.(Modern History、1990年)取得。大阪産業大学経済学部教授
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