出版社内容情報
16世紀から19世紀の西ヨーロッパ・アメリカにおける宗教運動と経済活動とのかかわりについて多角的に再検討する。経済史家と思想史家による共同研究。
目次
序章 近代資本主義と宗教意識―研究史的展望
第1章 ネーデルラント人プロテスタントのドイツ亡命とその経済史的意義
第2章 ロカルノ人とチューリヒの産業発展
第3章 ピューリタニズムの社会経済的基盤
第4章 ピューリタン・セクトの教会訓練
第5章 イングランドの工業化と宗教
第6章 アメリカにおける実業家と宗教
第7章 フィラデルフィア・クエイカーとフランクリン―職業倫理観の形成過程にかんする一考察
終章 市場経済の担い手