出版社内容情報
第三世界における地域紛争の原因を歴史的かつ総合的に分析し、その爆発・拡大を未然に防止する政策を提示する。本書では、湾岸戦争後の中東新秩序を分析し、今後の動向を探る。
内容説明
本書は、第三世界における地域紛争の原因を歴史的かつ総合的に追跡し、その爆発・拡大を未然に防止する政策を提示する紛争地域現代史。
目次
1 総論(第一次冷戦崩壊後の世界秩序;第二次冷戦時代への移行;紛争抑止戦略;紛争地域現代史の意義 ほか)
2 中東(湾岸戦争後の中東新秩序;エジプトとシリア;イランの地位;イスラエルの選択;PLO〈パレスチナ解放機構〉の運命;サウジアラビアの不安定;イエメンの挑戦;紛争多発および頻発の構造;中東紛争抑止の有効な手段;日本の立場―展望に代えて)