出版社内容情報
地域市場の統合、安全保障体制の再編、噴出する民族問題、日米経済摩擦。ポスト冷戦期の世界秩序のあり方と日本の果たす役割とは?国際環境の変容と日米関係のゆくえを探る意欲作。
内容説明
地域市場の統合、安全保障体制の再編、噴出する民族問題、激化する日米経済摩擦、etc…。ポスト冷戦期の“世界秩序”のあり方と日本の果たす役割とは?冷戦終結後の国際環境の変容と日米関係のゆくえをさぐる。
目次
第1章 国際政治経済関係の新しい潮流
第2章 冷戦と中東
第3章 国際連合と地域紛争
第4章 「ブロック化」の亡霊
第5章 ポスト冷戦期における日本の役割
第6章 ポスト冷戦とアジア・太平洋がつくる新秩序
第7章 アメリカの鉄鋼保護貿易 1983~1991年―自主規制協定と国際コンセンサスをめぐって
第8章 国際交渉と国内政治―アメリカのウルグアイ・ラウンド農業交渉を事例に
第9章 日米コメ問題をめぐる国際交渉と国内政治
第10章 「MFAレジーム」撤廃の政策過程―新ラウンド繊維交渉における国内・国際調整
第11章 新国際政治経済秩序の形成と日本の役割
終章 新国際政治経済秩序と日米関係