内容説明
本書は、初めて貿易業務にたずさわる人々のための入門書、また大学や短大における貿易商務のテキスト、さらに貿易英語を勉強する際の併読書として使用されることを念頭に、現行法制下においての貿易実務全般を出来るだけ簡潔に分かり易く述べたものである。
目次
第1部 貿易実務の基礎(総説;わが国の現行貿易管理 ほか)
第2部 輸出実務(輸出活動の準備;輸出契約の締結 ほか)
第3部 輸入実務(輸入契約の締結と売買契約書;輸入承認および輸入報告書 ほか)
第4部 その他の貿易実務(特殊貿易;輸出入価格の見積 ほか)
著者等紹介
浜谷源蔵[ハマタニゲンゾウ]
富山市四方町で生れる。1928年横浜高等商業学校(現、横浜国立大学経済学部)卒業し、商社に入り数年間貿易業務に従事。1932年東京商科大学(現、一橋大学)本科に進む。1935年東京商科大学卒業、再び大手商社に入社。30数年間貿易の第一線業務にたずさわる。退社後も貿易業界や関係業界と密接な接触を保って商務上の変化を吸収し、輸出入業務の指導に当る。日大、一橋大、早大などで教授・講師として貿易経営の講義を行う。商学博士。平成13年逝去
椿弘次[ツバキコウジ]
1943年生まれ。1966年早稲田大学第一商学部卒業。1971年同大学院博士課程満期退学。現在、早稲田大学商学部教授
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