出版社内容情報
変わりゆく経済社会において、顧客・企業・社会にとっての価値は多様化する。モノとサービスを取り巻く環境も変わりゆく今後、価値はいか創出されるのか、ケースも交えて考察する。
内容説明
消費者意識が“所有”から“利用”へと移行する現代においてマーケティングは市場取引のみでは完結しない。われわれの今後を見つめ、新たな価値とビジネス機会を創出し続ける価値共創マーケティングの理論と実践を、体系的にまとめ考察する。
目次
第1部 理論編(新しいサービス概念とサービス社会―価値共創マーケティングの成立―;消費者意識の変化と情報通信技術の進展;サービス・ドミナント・ロジックとマーケティング研究;サービス・ロジックと価値共創研究;カスタマー・ドミナント・ロジックと価値共創研究 ほか)
第2部 ケース編(産業機械メーカーのサービス・ビジネスにおける価値共創;ヘルスケア・ビジネスにおける価値共創;企業が取り組む健康づくり支援における価値共創;医療・健康用品の製造・販売企業における価値共創;観光ビジネスにおける価値共創―(株)王宮の事例 ほか)
著者等紹介
村松潤一[ムラマツジュンイチ]
岐阜聖徳学園大学経済情報学部教授、博士(経営学、東北大学)、広島大学名誉教授。広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻教授を経て現職。広島大学マネジメント研究センター長、アジア市場経済学会会長、日本学術会議連携会員(第24‐25期)等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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所有→利用 利用側面の見直し サービス=モノ<プロセス 相互作用による価値共創 顧客の価値創造プロセス 受け手主導性 市場は消費者にとって手段 生活世界での価値創造 サービス関係起点 逆算的ビジネス構築 マーケティング理念の実質化 価値共創型企業システム 文脈価値向上 未等価交換の問題 顧客との関係性継続 顧客接点の構築 サービス業のサービス化 インターナル・マーケティング 顧客の生活世界全体に注目 共創の場生成 消費プロセスへの参入 内部統合と外部統合 企業文化の編成原理 顧客志向の浸透 価値創造可視化2025/05/07