出版社内容情報
国外におけるサービス研究生成の変遷を追い、そこで得られた多角的な視点から、日本の企業と顧客の関係性を考察。今後のサービス・マーケティング研究における課題と展望を示す。
内容説明
顧客にとって、そして企業にとってのサービスとは何か?サービス・マーケティングおよび関連する研究の広範な検討を通じた、独自の分析枠組みによって、サービスの存立と創造のメカニズムを解明。日本におけるマーケティング研究の偏在性を捉え、現代的課題を浮き彫りにする。
目次
本書の位置づけ
第1部 理論研究編1(品質研究にみるサービスやリレーションシップの視点;サービス・マーケティング研究の展開;リレーションシップ・マーケティング研究の展開;価値共創概念の台頭と新たな展開)
第2部 理論研究編2(マーケティング研究における社会的交換の位置づけ;実用理論との接続)
第3部 経験的研究編(研究枠組み;ケース・スタディ1‐水戸ヤクルト販売;質的研究1‐水戸ヤクルト販売;ケース・スタディ2‐えちぜん鉄道;質的研究2‐えちぜん鉄道)
第4部 総括編(発見事実と考察)
本書のまとめ
著者等紹介
今村一真[イマムラカズマ]
茨城大学人文社会科学部教授。兵庫県立大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、修士(経営学)。広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了、博士(マネジメント)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。