出版社内容情報
40年間にわたり、マーケティングの学としての確立に心血を注いだ著者により著わされたこれまでの代表的な論稿13本を本書1冊に収めた本邦初の研究成果の集大成!
内容説明
“学としてのマーケティング”を探求した10篇の論文を第1部:問題状況、第2部:マーケティング学の展開と発展、第3部:学説史の3つに分けて構成。本書によって、学とは何か、科学的方法とは何か、マーケティング主義とは何か、をマーケティング学の文脈を通して学ぶことができる。また、日米のマーケティング研究者の研究軌跡と業績をたどることによってマーケティング学の実像に触れることができる。
目次
第1部 問題状況(マーケティング学の探求へ向けて;パラダイム論によるマーケティング“科学”の評価;マーケティング研究の学的貧困性をめぐる論議)
第2部 マーケティング学の展開と発展(マーケティング研究の学的独自性を求めて;マーケティング定義の変遷が意味するところ;学生消費者主義の論理とマーケティング思想;マーケティング主義の構想―試論的概観)
第3部 学説史(小林行昌―わが国における先駆的商業・マーケティング研究者;ロバート・バーテルズ―マーケティング学説史の金字塔;フィリップ・コトラー―現代マーケティング学界の第一人者)
付録
著者等紹介
上沼克〓[カミヌマカツノリ]
1950年長野県生まれ。早稲田大学商学部、同大学院商学研究科修士・博士課程を経て、1983年神奈川大学経済学部専任講師。1985年同助教授。1991年同教授。米国イリノイ大学シカゴ校客員研究員(~93年)。2002年博士(商学)(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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