内容説明
マーケティングの究極のゴールは消費者、顧客、市場を起点とする企業システムの構築にある。本書では、企業のマーケティングをマネジメントとの関係から包括的に捉え、4P、経営諸機能、戦略レベル、ミクロ・マクロの統合に、新たにマネジメント・プロセスおよび企業間の統合を加え、これら諸統合に関する議論を積極的に展開している。
目次
第1部 マーケティング・マネジメントから戦略的マーケティングへ(マーケティング・マネジメントの成立;マーケティング・マネジメントとマーケティング戦略;戦略的計画論とマーケティング・マネジメント;戦略的マーケティングの台頭;戦略的マーケティングの概念とプロセス)
第2部 コーポレート・マーケティングの枠組みと新たな展開(コーポレート・マーケティングと市場創造、統合;企業・消費者間関係と市場創造;マーケティングの企業内統合;マーケティングの企業間統合;企業文化とマーケティング―内・外統合の紐帯としての企業文化;補論 経営戦略概念の変遷―マーケティングとの関係)
著者等紹介
村松潤一[ムラマツジュンイチ]
広島大学大学院社会科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。