出版社内容情報
中小商店が市民生活の向上、都市化の進展、大型店進出、車社会の到来など環境の激変化に対応し、勝ち残るための戦略、具体的な方法をハードとソフトの両面から平易に解説する。
内容説明
商業をとりまく環境は、市民の生活レベルの向上、都市化の進展、大型店の進出、本格的な車社会に到来など、大きく変化しています。しかし、商店街や中小商店は、この大きな変化への対応が遅れがちになっています。いまこそ、商店と商店街に“活”を入れなければなりません。本書は、ハードとソフトについて実例を示し解説し、事業資金の導入法まで紹介しています。
目次
1 21世紀に向けての街づくり戦略(商店街をとりまく環境の変化;全国商店街の現状と課題;商店街活性化の要“基本コンセプトの確立”;コミュニティ・マート構想と施設計画)
2 商店街のハード戦略(モータリゼーションと商店街のハード戦略;アメニティ向上と商店街のハード戦略;「コミニュティの場」としての商店街のハード戦略)
3 商店街のソフト戦略(構成員の意識高揚;組織体制の確立;販売促進事業の推進;業種構成の見直し;教育・情報事業の推進)
4 共同店舗建設の進め方(共同店舗建設のねらい―共同店舗建設の進め方)
5 小売商業関係の高度化事業のあらまし(小売商業商店街近代化事業;小売商業店舗共同化事業〈共同店舗〉;共同施設事業;商業店舗共同利用事業〈商業アパート〉;高度化事業資金導入上の留意点)