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本気で稼ぐ!これからの農業ビジネス―農業所得1000万円を作りだす「中規模流通」という仕組み

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784495592110
  • NDC分類 611.7
  • Cコード C2034

内容説明

儲ける農業は自分で作って自分で売る!500の農家に「稼ぎ力」をつけたコンサルタントによる新しい農業ビジネスのかたち。

目次

1章 これからの日本の農業
2章 農業がこれまで儲からなかった理由
3章 農業を産業化させる「中規模流通」とは?
4章 「産業としての農」を成功に導く生産者像
5章 価格競争に左右されない販売先はこんなにある!
6章 中規模流通に対応した農家・産地として動き出す
7章 「原価提示型販売」のすすめ
8章 稼ぐ農家の商品開発―産業化を促進する「農商工」の連携
9章 農業の産業化を促進するコーディネーターたち
10章 農業の産業化に向けた次の展開

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だいえす

3
筆者が主張するのは「農業の産業化」と「中規模流通」。 中規模流通とは、市場出荷と直売所での販売の中間に位置する流通。具体的には、小売用と業務加工用に出荷することである。自分の生産規模によって顔の見える相手に自分で販売すること。 自分の経営規模によってやることは異なるが、どのように野菜を売っていくかを農家自身で考えなくてはいけない。 薄利多売ではこれからの農家はやっていけないことを肝に命じる。 商品の価値を高め利益をあげていくことが大切。2020/02/27

3
全国の耕作放棄地の合計は大阪と同じ38.6万haである。放棄していないが作付けしていない農地を含めると約50万haで、日本の農地全体の1割である。4P(Price, Product, Place, Promotion)を生かすために4章から続いている。価格競争に負けない販売促進として、付加価値を付けやすい通信販売や品質重視の生協などが挙げられている。委託加工先は複数持つことがベターとしている。販路開拓は中流規模流通へのアプローチに課題があり消費者目線を持った農家の味方によって、地方から地方への流れがある。2015/11/24

茶幸才斎

2
稼げる農業を目指すには、大規模な市場流通(農協や青果市場)でもなく、小規模な直売所やネット販売でもなく、スーパー、百貨店、通信販売などの小売や業務・加工用取引のような「中規模流通」に販路を見出すべきとし、そのための経営戦略の立て方や、コストの見える化と圧縮に基づく原価提示型販売の有利性について解説している。まずは、高品質または他にないこだわりの商品を、どの程度安定的に作れるか、そして、原価計算はもちろん、輸送コストや売り先のマージンを加味してなお消費者が手を出せる値段で納品価格を設定できるかが課題だろう。2017/12/21

脇山泰典

2
農業ビジネスを1から語っている本。 今は遠い未来の話になりそうですが今後の展開の状況ごとに参考にできる教科書だと思いました。 定期的に読もう。2015/06/01

まなみ

2
クロスエイジさんと関わる機会があったので読了。二極化しがちな農業に介入して、中規模的な農業を確立する。農家さん向けというよりは、クロスエイジという会社を知るための本だった印象。2014/10/31

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