内容説明
「ネーミングの洪水」の中で、消費者はどのようにして商品を選択しているのだろうか?そして、消費者にとって本当にわかりやすいネーミングとはどのようなものだろうか?数多くある商品の中から消費者に選ばせるコツ、さらにネーミングづくりの法則とは?…そんなネーミングに関する考察と、ネーミング制作のノウハウを追求したのが本書です。
目次
1章 ネーミングとは何か―今なぜネーミングか
2章 ネーミングはブランディングだ
3章 ネーミングの設計
4章 ネーミングの制作
5章 ネーミング作法
6章 ネーミングのチェックポイント
7章 ネーミングの登録
8章 ネーミング制作のケーススタディ
著者等紹介
岩永嘉弘[イワナガヨシヒロ]
早稲田大学第一政治経済学部新聞学科卒業。光文社・雑誌記者、明治製菓宣伝部を経て、1970年ロックスカンパニー(岩永事務所)を設立。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。コピー・ライティングだけにとどまらず、パッケージ、CI(コーポレート・アイデンティティー)の分野で実績をあげて注目されているが、ネーミングの世界では第一人者として評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akuragitatata
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ネーミングのための分析やプロセスについて経験則から書いた本であり、商品名とかを考えるときには役に立つかもしれない。でもキャッチコピーを考える上ではどうだろう。ましてやネット上にやまのようにある「釣りタイトル」を付けるためにはまじめすぎてだめだ。でも、そういうのを乗り越えて売れることもある。2017/06/12
ホレーシオ
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読みやすい文章で、ネーミングの流れが非常にわかりやすい。基本的なことはもちろん音声の持つイメージや登録商標の確認の仕方など細かなところまでしっかり説明していて、かつ、例も豊富。仕事で活かしたいところ。2015/07/21
リョウ
0
コンセプトから、実際の作成手順、チェックポイント、事例と、本格的なつくり。2010/01/13