内容説明
発注側企業が外注先に対して行なう、さまざまな合理化提案による変動費の低減要求は、しだいに通用しなくなってきている。これからの外注管理は、外注・協力工場の取引価値を再検討し、自立した取引先や中堅・中小企業をいかに育てていくかが重要な課題となる。外注先との新たな共存共栄のあり方を考え,弾力的な協力関係を築くためのポイントを解説する。
目次
1章 外注管理とは何か
2章 なぜ外注管理が必要なのか
3章 外注管理の現状
4章 外注管理の10大機能
5章 外注管理に役立つ改善の知識
6章 外注品の品質確保と短納期対応
7章 見積方式と価格の決め方
8章 PACS(パックス)による購入価格の管理
9章 外注先・協力工場の指導育成
10章 これからの外注管理
著者等紹介
坂田慎一[サカタシンイチ]
中小企業診断士(1971年鉱工業部門登録)、技術士(1977年経営工学部門登録)、日本資材管理協会主任研究員、(社)日本経営協会専任講師、中小企業大学校講師。1944年、東京都生まれ。66年、工学院大学生産機械工学科卒業。同年、ティアック株式会社入社。テープレコーダーの設計、品質管理、製造係長、資材部コストセンター長などを歴任。75年、ジェムコ日本経営入社、経営コンサルタントとして活躍。80年、坂田経営技術士事務所開業。90年、(有)エスケイジーマネジメント設立、代表取締役。主に、利益を上げるものづくりのシステム開発と、国内外で160を超えるプロジェクトを指導
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