内容説明
花王の「健康エコナ」・明治乳業の「明治プロビオヨーグルトＬＧ２１」・ヤクルトの「蕃爽麗茶」・大塚製薬の「ファイブミニ」といった、売れつづけている健康志向食品のマーケティング手法を徹底分析！その結果として出てきたひとつの結論が、「いい商品は、他人に売らせなさい！」という考え方です。成功のカギは“お客様とのコミュニケーション”にあります。本書では、具体的なコミュニケーション方法を「ストーリー」「ライフスタイル」「ブランド」「クチコミ」「ロングセラー」などといったキーワードと、多くのケーススタディをもとにひも解いていきます。
目次
１章 「健康ブーム」から見えてくる“成功する売り方”とは？（「広告だけでは売れない商品」を売る！；「商品のよさ」を伝えるには？ ほか）
２章 消費者は「ストーリー」を求めている！（「共感を得るストーリー」を！；「メディア」に宣伝してもらう ほか）
３章 「ブランド」を築くためのクチコミ活用（低予算でブランドを確立する；「ＰＲ」によってクチコミの種をまく ほか）
４章 「ロングセラー」にするために（「真のブランド力」の獲得をめざして；一過性の「ブーム」に終わらせない ほか）
終章 これからのマーケティング（「新しいマーケティング」のために；「消費者」の期待に応える ほか）
付録 健康マーケティング・事例集
著者等紹介
橋本正子［ハシモトマサコ］
女子栄養大学実践栄養学科非常勤講師（フード・コミュニケーション論）。現在は、内閣府食品安全委員会にて技術参与も勤める。約３０年勤めた日本ケロッグ（株）では、マーケティング部部長や消費者広報室長を歴任。法政大学大学院経営学専攻（ＭＢＡ）課程修了
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