出版社内容情報
製造業に携わる全ての人が知っておくべき知識を徹底解説!
内容説明
本書は、利益を出せる企業体質を構築するために必須となる生産管理について、いまモノづくりの現場でどのようなことが行なわれ、どのような方向に進もうとしているのか、筆者自身の生産活動やコンサルティング活動を通じて蓄積した知識を、一冊にまとめた。生産管理の基礎から今後の生産管理までを、わかりやすく図解している。
目次
第1章 生産管理とは何か
第2章 なぜ、生産管理が必要なのか
第3章 生産管理の現状
第4章 生産管理に必要な各種管理
第5章 生産計画の進め方
第6章 生産統制の進め方
第7章 生産方式のいろいろ
第8章 QCDを向上させる生産管理
第9章 生産体質の改善
第10章 これからの生産管理
著者等紹介
菅間正二[スガマショウジ]
中小企業診断士(1987年鉱工業部門登録)。1949年、栃木県生まれ。72年、宇都宮大学工学部卒業。同年、厚木自動車部品(株)(現(株)日立ユニシアオートモティブ)入社、工機部にて試験機や組立機の設計を担当した後、製造部・工機部・技術部・購買管理部の管理職を歴任し、2000年に独立。現在、主に製造業関連中小企業のコンサルティング、技術指導や各種改善業務に従事。神奈川県中小企業支援センター・経営アドバイザー。(社)中小企業診断協会正会員(神奈川県支部所属)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uD
13
「生産管理」は、生産活動を円滑に進める管理技術であるのと同時に、(特にモノづくり企業にとっては)製品価値のQCD(品質、原価、納期)を決定づける基本技術と言えます。 要するに「良いモノを安いコストで速く」つくることが目的と言ってしまえば簡単に聞こえますが、その手法は想像以上に多岐に渡るものです。トヨタが如何にして利益を上げて規模を拡大してきたか・その生産管理技術については、この分野の一大トピックですね。かんばん方式は素直にすごい。これからはファブレス(工場を持たない企業)の流行に拍車がかかるのでしょうか。2019/01/06
コロンボ
1
なるほど!これでわかった。2015/03/18
まさお
0
左側に文章での説明、右側には図での解説とわかりやすい。 内容は幅広く載っています。2012/04/30
クジラ
0
仕事の都合で、勉強のためにざっと読んだ。まぁ、読むだけではピンとこないと思う。現場の動きを見ながら、この本に時々立ち戻る、という感じになるのかな。基本中の基本だから、そこまで立ち戻ることも少ないかも。2011/09/25