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内容説明
僧侶による「仮設住宅訪問活動」の記録。寄り添い、心を受け止める。悲しみを乗り超える僧侶の力。
目次
二〇一二年三月 震災から、一年後。「聴く」こと
二〇一一年七月 仮設訪問活動が始まるまで
二〇一一年九月 ご遺体
二〇一一年十二月 津波、命への問いかけ
二〇一二年一月 幽霊の思い
二〇一一年八月 子どもたちとの夏
二〇一二年二月 仮設住宅の冬
二〇一一年十一月 活動の仲間、無常について
二〇一一年十月 福島でのこと
著者等紹介
藤丸智雄[フジマルトモオ]
僧侶、浄土真宗本願寺派総合研究所研究員、中央仏教学院講師、武蔵野大学仏教文化研究所研究員、武蔵野大学通信添削部非常勤講師。1966年岡山県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻インド文学・インド哲学・仏教学専門分野博士課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
伊達酔狂
1
☆☆☆☆2018/02/09
かりん
1
3:《あの日から2年。「忘れない」と「忘れられない」の大きな違い。》震災から2年ということで読んでみました。書店の震災関連書棚はだいぶ減っているんですね…ちょっと悲しくなりました。仕事がハードな時期なので軽めのこちらを選んだのですが、著者がボランティア僧侶本人ではなく、仲間(部下?)の話を再編成したものでした。個人的に心に残ったのは、体の一部だけが発見されたご遺族のこと。また、「ボランティアの人はね、『忘れない』と言うのよ。私たちは違うの。忘れられないの」という言葉は、ずっしり響きました。2013/03/09
あべちゃん
0
学校で講義して頂いている藤丸先生の著書。先輩が「僧侶として歩んでいくうえで、非常に参考になった。読んで」と勧めていたので読んでみました。 東日本大震災という未曾有の災害。そこで「傾聴」というボランティアがなぜ必要なのか。そして釈尊自身が一生をかけて歩き続け、悩みを抱えた人たちに寄り添い、一緒に悩み、一緒に歩んだ人であったというニュアンスの記述に特に心打たれました。 読みやすいので是非読んでみて下さい。2013/10/19
のん
0
「大人たちは厳しい状況の中でも、子供たちの為に未来のワンピース 希望の一滴を必死で集めている。自分の未来ではなくて誰かの未来のために生きる。」僧侶たちに学んだ。2020/04/05
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