内容説明
さまざまな視点から「格差」の実態とその影響を考える!格差社会論は多次元にわたりさまざまなテーマで論じられている。本書では、経済統計学、社会保障論、加齢経済論、社会開発論、アジア経済論、文化人類学など、執筆者たちの独自の視点や方法論によって格差を捉え、その対策などについても検討しつつ、わかりやすく解説していく。
目次
第1部 日本編(日本の所得格差と格差測定の方法;雇用格差と健康格差;世代間格差;格差と貧困)
第2部 アジア編(タイにおける経済的不平等と社会的排除;中国における所得格差拡大に伴った貧富の格差問題;インドの経済開発と帰依の経済学:その固定と流動をめぐって)
著者等紹介
野崎明[ノザキアキラ]
東北学院大学経済学部教授(社会開発論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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