内容説明
交通政策って何だろう?これまでの一般的な交通経済学のテキストとは構成を大きく変え、「“交通問題”のとらえ方を理解し、とらえた上でどう解決するか」という点に重点を置き、初学者でも抵抗なく読み進めていけるよう工夫された入門書。
目次
交通・交通政策とは
交通政策の手段
交通政策の主体
市場の失敗と政府の失敗
規制緩和の考え方
規制緩和政策導入の経緯
規制緩和の事例
交通分野での費用負担のあり方―運賃理論
交通社会資本整備のあり方
交通分野における外部効果―環境問題と混雑現象
政策的価値判断を要する交通事象について―公平性とバリアフリー・地方交通
本書のまとめと今後の展望
データ利用の留意点とミクロ経済学のおさらい
著者等紹介
衛藤卓也[エトウタクヤ]
1945年大分県生まれ。1974年神戸大学大学院経営学研究科(商学専攻)博士課程修了。現在、福岡大学学長(2007年12月より)、福岡大学商学部教授。博士(商学)
大井尚司[オオイヒサシ]
1973年福岡県生まれ。2007年神戸大学大学院経営学研究科(マネジメント・システム専攻)博士課程修了。現在、大分大学経済学部准教授。博士(経営学)
後藤孝夫[ゴトウタカオ]
1975年神奈川県生まれ。2006年慶應義塾大学大学院商学研究科(商学専攻)博士課程修了。現在、近畿大学経営学部准教授。博士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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