出版社内容情報
人生の目的は愛と美の享受と真理の追求にある!そう断言して芸術を愛し、芸術家の妻との愛に生きた20世紀最大の経済学者ケインズの生涯に、これまでにない角度から迫る。
内容説明
人生の目的は愛と美の享受と真理の追求にある。芸術を愛し、芸術家の妻との愛に生きた20世紀最大の経済学者の生涯にこれまでにない角度から迫る。
目次
第1章 ケインズの生涯(1883‐1946年)―愛と美の享受や真理の追求に生きた一生
第2章 若き日のケインズ:芸術家への憧れ(1902‐1909年)―科学者ではなく芸術家となりたい
第3章 ケインズの哲学とヴァージニア・ウルフの杞憂(1918‐1924年)―ブルームズベリー・グループとリディアの関係
第4章 バレエへの関心とリディアとの結婚(1919‐1925年)―美と知性との結合
第5章 ケンブリッジ芸術劇場の建設(1930‐1936年)―芸術への憧れとリディアへの愛
第6章 CEMA委員長の受諾とイギリス芸術評議会の設立に向けて(1937‐1943年)―芸術を愛する心とその普及
第7章 イギリス芸術評議会の理念とコヴェント・ガーデンの復興(1944年‐1946年)―芸術の殿堂とその再興
第8章 IMFと世銀の設立記念総会にて(1946年)―チャイコフスキーの「眠りの森の美女」と共に
第9章 ケインズの経済社会哲学(1936年)―『雇用・利子および貨幣の一般理論』の第24章より
著者等紹介
中矢俊博[ナカヤトシヒロ]
1949年北九州市・小倉生まれ。1973年名古屋市立大学経済学部卒業。1979年南山大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。1979~80年神戸大学経済学部客員研究員。1986~88年ロンドン大学教育研究所客員研究員。1999年ケンブリッジ大学経済政治学部客員研究員。現在、南山大学経済学部教授、経済学博士。名古屋市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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