出版社内容情報
最新版! 資本制の始期から冷戦の終了、グローバル化にいたる大転換を理論的に跡づけ、これからの社会・経済像を独創的な理論体系に基づいて提示する。
内容説明
国民国家システムを問い直し、情報化と大再編がもたらす新世紀の社会・経済像を提示する。壮大なスケールで展開されるグランドセオリー。インターネットに全面対応した新機軸の第二版。
目次
第1部 寡占の国際化と寡占理論(資本の集積・集中の現段階;多国籍企業の理論;寡占形態の一般理論)
第2部 技術ならびに資本制の変容(産業と競争の段階の理論)
第3部 世界体制の転換(ポスト冷戦と世界経済;現代世界経済分析の方法について)
グローバリゼーションとは何か
著者等紹介
有賀敏之[アルガトシユキ]
1960年長野県飯田市に生まれる。京都大学経済学部卒業、京都大学大学院法学研究科修士課程修了、法学修士(国際政治学)、同経済学研究科博士後期課程修了。1999年博士(経済学)。筑波大学先端学際領域研究センター(TARA)助教授を経て、現在、名古屋学院大学商学部助教授
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