出版社内容情報
リカードゥ経済学の体系的理解に役立つ吉澤芳樹の論文及びリカードゥ貿易理論の諸側面をそれぞれに分析した、比較的最近の問題提起的諸論文を集成しその全体像にせまる。
内容説明
本書編纂の目的は、故行沢健三氏が遺されたリカードウ貿易理論に関する多くの論文のうち重要なものを一書にまとめ、リカードウ貿易理論の諸側面をそれぞれに分析した比較的最近の問題提起的諸論文を集成し、その全体像にせまるという点にある。
目次
第1部 リカードウの経済学体系(古典経済学の完成;リカードウの価値論と分配論)
第2部 リカードウ貿易理論の核心と意義(リカードウ「原理」第7章「外国貿易論」の分析;リカードウ「比較生産費説」の原型理解と変型理解;貨幣価値をめぐるリカードウとマルクス;古典派貿易理論の現代的意義;生産性成長率較差による収支不均衡の諸様相)
第3部 リカードウ貿易理論の諸側面(リカードウ貿易論の一視角;リカードウにおける外国貿易と利潤率;国際経済における均衡;古典派国際分業論再考)
-
- 和書
- サラバ! 〈下〉