内容説明
共産圏・主要５か国のアングラ・マネーの実態を明らかにする。
目次
第１章 共産圏地下経済の特色―自由世界、とくに日本との比較
第２章 ソ連の地下経済（投機的アングラ・ビジネス；ゴルバチョフ政権の政策）
第３章 中国の地下経済（北方工業公司；地下経済は１５兆円規模；地方自治体の地下経済；乱伐先駆者・趙紫陽；対台輸出という地下経済；中国の産金量は２００トン；共産党党費のナゾ；農村の地下経済）
第４章 北朝鮮のアングラ・マネー（「国ぐるみ」のアングラ・マネーづくり；海外資産；特権階級と庶民の格差）
第５章 ベトナム人の経済学（驚異の物価１０倍化；ベトナム経済の地下水脈；高まる貧富の格差；失敗だらけの経済政策）
第６章 第２経済の実態と分析―ポーランドの場合（新外国為替法の成立；ドルの流入源；市場レートの推移；第２経済と経済犯罪）
