出版社内容情報
明治30年3月24日午後5時、横浜の港からメキシコの榎本植民地に向けて総勢34名を乗せたゲーリック号が出航した。本書は榎本武揚の政界での業績を中心に経済史の立場で書いた好著。
内容説明
武揚、男の意地をメキシコで。明治30年3月24日午後5時、横浜の港からメキシコの榎本殖民地に向けて、総勢34名を乗せた汽船ゲーリック号が出航した。テレビで放映された、榎本殖民団全記録。
目次
移民・移住・殖民・植民
なぜメキシコに
榎本武揚の殖民計画
メキシコ領事館設置
政府の移住政策
移住適地調査と報告
殖民移住への啓蒙活動
領事館雇アップジョンズ
殖民地と結ぶ
殖民協会の活動
榎本殖民の出発
退去者とその処置
その後の榎本殖民地