出版社内容情報
企業が従業員の潜在能力を引き出し成長させることは大きな課題である。OJT・研修・自己啓発等と異なる、仲間とともに楽しく自律的な学びを促進する「実践共同体の学び」について解説!
内容説明
学びにおける孤立をなくし学びたいことを一緒に学ぶコミュニティの“力”。
目次
第1章 実践共同体とは何か
第2章 実践共同体に関わる諸理論
第3章 実践共同体の学習スタイルと重層型構造
第4章 実践共同体の構築
第5章 実践共同体への参加とコーディネーターの役割
第6章 実践共同体の事例
第7章 実践共同体にまつわるQ&A
著者等紹介
松本雄一[マツモトユウイチ]
関西学院大学商学部教授。愛媛県生まれ。愛媛大学法文学部経済学科卒業、神戸大学大学院経営学研究科修了、博士(経営学)取得。北九州市立大学経済学部助教授を経て、現在に至る。専門は経営組織論、人的資源管理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小泉岳人
2
実践共同体(コミュニティ・オブ・プラクティス)”という概念を軸に、学びがどのように人と人とのつながりの中で深まっていくかを、理論と実例を交えながら解説してくれている本です。平易に書いてあるのでコミュニティ・オブ・プラクティスがちょっと難しくてとっつきづらいと思った方に取っては最適だと思います。2025/05/06
KJ
2
実践コミュニティを複数持ち、所属感・客観視・変容的学習などの機会を得られる正のフィードバックループを作ること。理論化されていると皆で何かやろうという時の地盤固めになるので助かる。「変容型境界物象」と「秘密自主練」のワードの強さがいいな2024/10/28