内容説明
お互いのメリットのための社会的協力の条件に投資せよ！経済と企業の新しい倫理学を目指したドイツを代表する経済倫理学・企業倫理学の第一人者による画期的な試みの書の翻訳版！本書は、これまでの規範のみ、あるいは経験のみを語る経済倫理・企業倫理ではなく、どのような状況下において人は、そして企業は非倫理的な行動をとってしまうのかを理論的に明らかにしています。
目次
第１部 道徳的判断能力（自由；協働；信頼；より大きなイメージ；行為の方向づけ；道義的観点）
第２部 価値と現実（道徳と自己利益の基本的コンフリクト；条件）
第３部 企業の責任（責任を割り当てられる主体としての企業；企業の責任；重要な不一致（３））
著者等紹介
ズーハネク，アンドレアス［ズーハネク，アンドレアス］ ［Ｓｕｃｈａｎｅｋ，Ａｎｄｒｅａｓ］
１９６１年ドイツ・シュタットハーゲン（Ｓｔａｄｔｈａｇｅｎ）生まれ。キール大学とゲッティンゲン大学で経済学を学んだ後、２０００年アイヒシュテット・インゴルシュタット・カトリック大学経済科学部経済倫理・企業倫理講座教授。２００４年ライプツィヒ経営大学院（ＨＨＬ‐Ｌｅｉｐｚｉｇ Ｇｒａｄｕａｔｅ Ｓｃｈｏｏｌ ｏｆ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ）「サステナビリティとグローバル倫理」講座教授。２００９年同大学院ドクター・ヴェルナー・ヤックシュテット経済倫理・企業倫理講座教授
柴田明［シバタアキラ］
１９７８年愛知県名古屋市生まれ。２００１年名古屋市立大学人文社会学部卒業。２００９年慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。香川大学経済学部講師。２０１０年香川大学経済学部准教授。２０１１年博士（商学）（慶應義塾大学）。専攻：経営学史、企業倫理
岡本丈彦［オカモトタケヒコ］
１９８７年岐阜県大垣市生まれ。２００９年関西学院大学商学部卒業。２０１４年関西学院大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。高松大学経営学部助教。２０１５年高松大学経営学部講師。博士（商学）（関西学院大学）。専攻：コーポレートガバナンス、企業倫理（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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