出版社内容情報
未だ発展途上の段階にあるSaP研究について基本的な整理を示し、既存の経営戦略論とのパラダイムの差異を浮き彫りにするとともに、日本企業の事例分析を通じて理論的な進展を目指す!
内容説明
日本企業の戦略、組織、実践について、新たな戦略論から分析する!今注目を集めている欧州発の「SaP」について、基本的な整理をし、既存の経営戦略論とのパラダイムの差異を浮き彫りにする!
目次
第1章 戦略は実践に従う―Strategy as Practiceへの招待
第2章 SaPの枠組みを用いた企業成長の理解―中小企業における戦略的資源の発見プロセス
第3章 創発的戦略の再考―本田技研工業のアメリカ市場進出の検討を通じて
第4章 SaPとダイナミック・ケイパビリティの相克―東急ストアの戦略策定プロセス
第5章 プラクティス・ターンからの戦略転換についての理解―旭酒造「獺祭」の開発事例を通じて
第6章 戦略の多声性―楽天市場の発展史を中心にして
第7章 実践の習慣化と戦略化との関係性―トイレ掃除活動についてのアクションリサーチ
著者等紹介
大森信[オオモリシン]
日本大学経済学部教授。博士(経営学)神戸大学。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了
竹村正明[タケムラマサアキ]
明治大学商学部教授。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程中退
今井希[イマイノゾム]
近畿大学短期大学部講師。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学
滝本優枝[タキモトマサエ]
大阪経済法科大学経済学部准教授。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学
矢寺顕行[ヤテラアキユキ]
大阪産業大学経営学部准教授。博士(経営学)神戸大学。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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