出版社内容情報
松尾 睦［マツオ マコト］
著・文・その他
内容説明
淀川キリスト教病院、聖隷浜松病院、医療生協さいたまの事例研究。３病院のリーダー達はいかに患者志向の理念を仕組み化したか？
目次
第１章 本書のアプローチ
第２章 淀川キリスト教病院の事例―カリスマ院長主導の意識改革
第３章 聖隷浜松病院の事例―医師・看護・事務の連携強化
第４章 医療生協さいたまの事例―患者参加型の組織構造改革
第５章 患者志向の構造化と連携型リーダーシップ
補論Ａ 組織学習とリーダーシップ
補論Ｂ プロフェッショナル・サービス組織としての病院
著者等紹介
松尾睦［マツオマコト］
１９６４年東京都町田市に生まれる。１９８８年小樽商科大学商学部卒業。１９９２年北海道大学大学院文学研究科・行動科学専攻・修士課程修了。１９９４年岡山商科大学商学部（助手・講師・助教授）。１９９９年東京工業大学大学院社会理工学研究科・人間行動システム専攻・博士課程修了。博士（学術）を取得。１９９９年小樽商科大学商学部（助教授・教授）。２００４年英国Ｌａｎｃａｓｔｅｒ大学からＰｈ．Ｄ．（Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｌｅａｒｎｉｎｇ）を取得。２００９年神戸大学大学院経営学研究科・教授。２０１３年北海道大学大学院経済学研究科・教授。上記の間、製薬会社（１９８８～１９９０）、民間シンクタンク（１９９２～１９９４）に勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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sawa.ever.918
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患者思考の理念を体現している３つの病院の事例。公式ルーチン、非公式ルーチン、リーダーシップの３つの観点からどのように理念を仕組みかしたかを述べた本 。LFPを行う時に冒頭の病院の知識は役立つかも どの病院も経営難に陥った時も「理念」に立ち戻っている。特に病院組織は非営利でもあるので売上や利益と言ったものでなく何のために働くか？何のために自分たちはあるのか？といった理念が組織の求心力になるのだと感じた。判断に迷った時は「患者や利用者のために何をしようか？」という理念に立ち戻ると答えが自ずと見つかる 2025/01/04
