出版社内容情報
企業経営を社会的に捉える視点から、情報化・グローバル化が企業経営に与える影響や、環境問題、NPOとの関わりについて考察する。
内容説明
経済のグロバリゼーションと情報通信技術の発展(いわゆるIT革命)が企業経営にどのような変革をもたらしているか。新しい世紀に入って、変動の激しい経済社会・国際関係のなかで、いま企業経営はどこに向かって進んでいるか、また進むべきであろうか。本書では、この問題を、「企業と社会」、ないし「経営と社会」の係わりを解明する立場から、捉えようと試みた。
目次
第1部 企業経営の基本問題(企業経営システムの基底;企業経営システムのアメリカモデルと日本モデル;企業経営の情報化と情報経営学)
第2部 企業経営と情報化・グローバル化(20世紀の電子情報化と制度補完―21世紀への意味;グローバル化・情報化と経営システム―医薬品企業を事例として;グローバル化とIT労働者;デジタルコンテンツ産業の構造と政策的課題)
第3部 企業経営と21世紀の社会(環境マネジメントと環境効率;21世紀の企業経営とNPO)
著者等紹介
仲田正機[ナカタマサキ]
1942年、大阪市に生まれる。1967年、同志社大学大学院商学研究科修了。1977年9月~78年3月、文部省在外研究員(グラスゴー大学リサーチ・フェロー)。現在、立命館大学経営学部教授(経営学博士)
夏目啓二[ナツメケイジ]
1948年、名古屋市に生まれる。1979年、立命館大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。1997年、博士(経営学)。1998年8月~99年8月、カリフォルニア大学(デービス校)客員研究員。現在、龍谷大学経営学部教授:国際経営戦略論
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