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出版社内容情報
ベトナムは21世紀の主役になれるのか!政治・経済の現状や、ビジネスを成功させるためのポイントを紹介。最も信頼できる資料をもとにしたベトナム事情。
内容説明
本書は、魅力あふれるベトナムについて、一九七六年の統一から苦難の時代をへて、ドイモイの採択、そして九五年のアセアン加盟、アメリカとの国交正常化までの「第一次国づくりの時代」(第一革命期)について、ベトナムそしてベトナム人を、思想、精神、現象、効果などの面からできるだけ数字や法令、そして議事録などにもとづいて分析し、とりまとめた。
目次
第1章 アメリカとの国交正常化を実現したベトナム
第2章 ドイモイは二十一世紀の哲学である
第3章 ベトナムの社会主義
第4章 ベトナムの制度と体制
第5章 ベトナムを理解するための六つのキーポイント
第6章 ベトナム投資の現状と六つの投資形態
第7章 ベトナムの貿易
第8章 ベトナムの労働事情
第9章 ベトナムの金融制度と租税制度
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroshi Takeshita
1
食料、エネルギー、金属資源。この三つが自給率100%以上。そして、ジェンダーフリー。識字率も、比較的高い。社会主義だが、中国やロシアよりも、ずっと前に市場経済を受け入れている。ベトナムというのは、そんな国らしい。しかし、誰もが車を買えるほど豊かではなく、一家に一台のバイクに、家族全員で、アクロバティックに乗る。公共交通機関はお粗末。ここで、翻って日本である。無い無い尽くしなのに。この差はなんだと考えると、渋沢栄一にたどり着いた。話題だしね。痛快なのは、彼が幕臣だった事。68で子供を成した事。偉人だなぁ。2024/07/10