内容説明
「情報化」とか、「国際化」ということが、最近、社会の各面でしきりに唱えられている。企業や経営にかんする領域においてもけっして例外ではない。しかし、それらの意味するものは、いったいなんであろうか?まことに、企業経営の諸現象は広範かつ急速に複雑化し多面化しつつあり、そのため、その全体像や本質が非常にわかりにくくなっている。本書は、現代資本主義における現代企業の組織・経営・管理について、その全体的な構造と機能を一般的・理論的に考察したものである。
目次
序章 現代企業の組織と経営・管理
第1章 経営組織の構造
第2章 経営組織をめぐる諸見解とその本質
第3章 資本主義企業の経営と管理
第4章 マネジメントサイクル
第5章 資本主義的経営の基本的性格
第6章 トップマネジメントと総合管理
第7章 経営計画と経営評価
第8章 利益管理と予算管理
第9章 経営「近代化」と組織管理
終章 組織と管理の民主化