出版社内容情報
日本型コーポレートガバナンスの特徴を、全上場会社の大量データから検証!巷間で言われる一般的なガバナンス像に大いに誤解が含まれていることを指摘し、真実を浮き彫りにする! 改訂版
内容説明
日本企業で当たり前となった社外取締役。「社外取締役は本当に機能しているのか?」誰もが心の中で思うこの問いに、「報酬」と「責務」・「スキル」という独自の視点で果敢に挑む!
目次
序章 ガバナンス改革は本当に進んだのか?
第1章 社外取締役の報酬の各国比較
第2章 社外取締役の活動とその対価
第3章 指名委員会の開示の主要国比較
第4章 報酬委員会の開示の主要国比較
第5章 スキル・マトリックスから見る取締役の能力
第6章 スキルの保有根拠―財務・会計スキルを手がかりに
第7章 社外取締役の企業パフォーマンスへの効果
第8章 人的資本をめぐる動向と主要国開示調査
終章 「始まりの始まり」にするために
著者等紹介
円谷昭一[ツムラヤショウイチ]
一橋大学大学院経営管理研究科教授。専門は、財務会計、ディスクロージャー、コーポレート・ガバナンス、IR(Investor Relations)。2001年、一橋大学商学部卒業。2006年、一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。埼玉大学経済学部准教授、一橋大学大学院商学研究科准教授を経て、2021年より現職。日本IR協議会客員研究員、日本経済会計学会理事、日本IR学会理事。2013年経済産業省「持続的成長への競争力とインセンティブ―企業と投資家の望ましい関係構築を考える」委員、2017年りそなアセットマネジメント「責任投資検証会議」委員、2020年金融庁「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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