国際統合報告論―市場の変化・制度の形成・企業の対応

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784495206512
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

出版社内容情報

企業報告の新たな潮流である「統合報告」について様々な視点から分析し、「統合的思考」に基づいたマネジメントの在り方を考察する。

古庄修[コショウオサム]
著・文・その他/編集

内容説明

財務報告の新たなステージとして統合報告の国際的動向を詳説する!IIRCの「国際統合報告フレームワーク」の理論的な検討を通じて、財務報告制度の変容をもたらす財務情報と非財務情報の統合の局面に焦点をあて、統合報告の到達点と今後の方向を多面的に考察する。

目次

第1部 ビジネス・レポーティングの展開と統合報告(統合報告に係る理論研究の意義と方法;ビジネス・レポーティングモデルの萌芽的研究;ビジネス・レポーティングモデルの展開と財務報告制度)
第2部 「国際統合報告フレームワーク」の意義と展開(IIRC「国際統合報告フレームワーク」の公表経緯;「国際統合報告フレームワーク」公表後の展開)
第3部 財務報告と統合報告の概念フレームワークの同質性と異質性(目的・利用者・報告境界・質的特性;財務業績の測定と報告からみた財務報告と統合報告)
第4部 「国際統合報告フレームワーク」の特徴と課題―実証研究をふまえた考察(統合報告の構築とリスク情報の開示;統合報告と知的資本;統合報告と人的資本;統合報告と自然資本;統合報告とマテリアリティ概念;統合報告の信頼性と監査・保証業務)
第5部 統合報告の制度化とIIRCフレームワークの準拠性をめぐる国際的動向(英国の動向;米国の動向;オーストラリアの動向;東南アジアの動向―マレーシアを中心として;新興市場における統合報告の展開―中国とインドを中心に;南アフリカの動向;原則主義の適用と“Comply or Explain”アプローチの課題)

著者等紹介

古庄修[フルショウオサム]
日本大学経済学部教授、博士(プロフェッショナル会計学)青山学院大学。1963年生まれ。1991年青山学院大学大学院経営学研究科経営学専攻博士後期課程満期退学。1989年鹿児島県立短期大学専任講師、以後、亜細亜大学短期大学部、関東学院大学経済学部を経て、2008年より現職(財務会計論担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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