内容説明
金融機関や企業の担当者、投資家のために、基本的な解説に加え実際にアナリストが分析する際の、ポイントや業界分析の実例、さらには分析データの収集法まで、実際の数値を用いて活きた分析の具体例を数多く盛り込んだ実践的な解説書！
目次
第１部 財務分析の基礎（財務分析とは；収益性分析 ほか）
第２部 アナリストによる財務分析の実際（ＲＯＥの分解；キャッシュ・フローの変化を時系列で比較する ほか）
第３部 業界調査における財務分析の応用（通信業界の財務分析―事業戦略による財務戦略の違い；製薬企業の財務分析―その特性と分析の要点）
第４部 ＸＢＲＬを使った財務指標計算（自分で財務指標を計算してみよう；前提とする環境 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nekozuki
8
最初の方の指標分析はどこにでもあるのでパラパラと。その後の業界ごとの分析が興味深い。事例で説明されていて、名前を伏せてはあるがどこか分かるとこなんかもある。欲を言えば網羅的に各業界の違いを説明して欲しかったのと、中小企業独特の分析のコツも知りたかった。2015/09/27
YJ
3
データをビジュアル化して、考える過程が書いてあって、中々面白かった。自己資本当期純利益率(ROE)、インタレストカバレッジレシオ、1株当たり当期純利益(EPS)、1株当たり純資産(BPS)、配当性向、株価収益率(PER)、EDINET2017/02/02
ゆうこりん
1
基本的な事項を簡潔に書いてある本。2016/05/03
はな
1
代表的な財務分析指標の解説と、キャノン、リコー、武田薬品工業、エーザイ等のメジャーカンパニーを例に財務分析手法を解説。財務分析のケーススタディがある事で、実践に活かしやすいと思った。2016/04/10
brillian
1
代表的な経営指標について列挙されており、会計士の視点からみて基礎の基礎レベルのものと思われる。また、後半の業界分析は、指標を裏付けるものであったが、後付け感が拭えなかった。2015/11/08
