内容説明
新たな利益概念である“包括利益”の性質を明らかにし、包括利益を企業活動の業績として報告することの有用性を検証するとともに、従来から報告されている“純利益”の意義についても検討する。
目次
包括利益の報告を巡る国際的課題
第1部 包括利益概念の整理(会計基準設定主体における包括利益概念;包括利益概念と経済的利益概念―HicksとEdwards=Bellの諸説にもとづいて;利益概念と会計主体―連結基礎概念を中心に;包括利益とクリーン・サープラス―遡及適用が及ぼす影響を考慮して)
第2部 純利益の報告と実現の機能(包括利益の報告と利益計算の要件―日本における実現の検討を中心に;会社法の公布による包括利益と純利益の位置づけ;実現概念・実現可能概念の機能―アメリカを中心に)
第3部 包括利益に関する実証研究(包括利益に関する実証研究の動向;包括利益の将来株価形成への影響―自己資本利益率に注目して)
包括利益の報告を巡る今後の展望
著者等紹介
河合由佳理[カワイユカリ]
2004年関西学院大学商学部卒業(早期卒業)。2006年関西学院大学大学院商学研究科博士課程前期課程修了、修士(商学)。2009年関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程修了、博士(商学)。2010年駒澤大学経営学部経営学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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