内容説明
事業体の不祥事・誤謬・不正などの異常な事態の抜本的解消のために!現代の実践的内部監査とは、会社の重大な病気の予防・早期発見・再発防止のための、自社内の組織と子会社に対する健康診断および加療上の助言である。企業の健全かつ継続的発展に貢献する内部監査の実務を具体的かつ詳細に解説。
目次
第1章 内部監査の基本(何事も基本が第一;継続企業であることの重要性;経営に貢献する内部監査とは)
第2章 内部監査の基本的手続(基本的手続の概要;基本的手続の詳細;基本的手続の補則)
第3章 実効を上げるための要件(実効を上げるために不可欠の要件;監査リスク・ベースの監査手法;監査リスク・ベースの内部監査の概要;監査リスク・ベースの内部監査の実施要領;異常性の感知等に必要な監査技術;実効を上げるための留意事項)
第4部 内部監査組織の具体的業務(内部監査組織の主要業務;監査組織責任者等の主要業務;監査組織責任者等の主要業務;監査人の主要業務;趨勢分析の実務;監査手続の実務の要領;主要文書の様式)
第5章 内部監査実施上の留意事項(監査全般における留意事項;予備調査における留意事項;本格監査における留意事項;意見表明における留意事項;本書の総括)
著者等紹介
川村眞一[カワムラシンイチ]
1947年盛岡市生まれ。1970年三菱商事(株)入社。1980年7月から2000年3月まで20年余の殆どを5か国5社の海外事業投資会社CEO等として勤務。2000年3月末に監査部へ転籍。2001年4月から2007年末退職まで監査部部長。2002年から現在まで(社)日本内部監査協会等の講習会等で講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 時砂の王 ハヤカワ文庫