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会計利潤のトポロジー

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784495192112
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

出版社内容情報

原価会計も時価会計も同じ会計利潤の異なる形態の利益を計算するものである、という考えに基づき、いろいろな視点から多面的に会計構造の論理を考察する。

内容説明

様々な制度的、社会的条件のもと、貨幣収支差額たる「会計利潤」が採りうる多様な利益の特徴について論究。

目次

会計利潤のトポロジーに寄せて―ストック比較計算とフロー比較計算の有機的計算構造
包括利益と純利益
経済的利益概念
公正価値会計の利益
会社法分配可能額の計算
課税所得―課税の公平と実現主義の視点から
法人税法第22条第2項の「益金の額」の構造―無償による資産の譲渡および役務の提供における収益の額を中心として
推計課税による所得構成とその制度的意義―日米比較
連結利益の特質
付加価値の特性と資金フローの親和性―フランス黎明期の議論を根拠にして
管理会計の利益概念に関する一考察―互酬性原則ち「貢献」利益
公的部門の会計と複式簿記

著者等紹介

藤田昌也[フジタマサヤ]
熊本学園大学商学部教授、九州大学名誉教授、経済学博士(九州大学)。1943年生まれ。1971年九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。1971年西南学院大学商学部講師。1979年九州大学経済学部助教授。1987年九州大学経済学部教授(後に、九州大学大学院経済学研究院に配置替え)。1988年経済学博士(九州大学)。2006年熊本学園大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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