出版社内容情報
内部統制報告制度の歴史的経緯から日本の内部統制基準の解説と,内部監査の業務と役割を中心に、グローバルな視点から平易に説明する。
内容説明
内部統制の整備なくして会社の発展なく、内部監査の働きなくして内部統制の整備ならず。この本1冊でこれまでの疑問と誤解が解消。経営者、役員等内部統制推進責任者、内部監査人等必読の書。
目次
序 執筆の経緯と本書の構成(内部統制への関心の高まり;内部統制に関する質問への回答;執筆の目的と本書の構成)
第1部 内部統制(内部統制の基礎知識;米国の内部統制概念の変遷と内部統制報告制度の歴史;COSO報告書の定義と概念;SOX法でいう内部統制;会社法でいう内部統制;金融商品取引法でいう内部統制;内部統制に関する要約整理;整備および運用すべき内部統制)
第2部 内部監査(内部監査とは;三様監査の比較;監査と検査の相違;内部統制と内部監査;内部監査人の任務;実効を上げる内部監査の要件;実効を上げるための経営者の責務)
著者等紹介
川村眞一[カワムラシンイチ]
三菱商事(株)監査部主席内部監査人。1947年盛岡市生まれ。1970年三菱商事(株)入社。1980年7月から2000年3月まで20年余のほとんどを5ヶ国5社の海外事業投資会社でCFO、CEO等として勤務(この間、管理部門と営業部門に在籍)。2000年4月に監査部へ転籍。2001年4月から監査部付部長として、2004年6月まで監査部長代行職を執行。2004年7月より現職。2002年から現在まで日本内部監査協会の講習会で講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。