内容説明
会計プロフェッショナルの独立性、その基礎理論の考察を本格的に試みた注目の邦訳書。
目次
第1章 序論
第2章 プロフェッショナリズムと倫理
第3章 会計士の権利と義務:社会契約
第4章 監査人の役割
第5章 監査人の倫理的判断
第6章 競合する利害と利益相反
第7章 プロフェッショナルによって公刊されてきた文献の中に見られる客観性と独立性
第8章 要約と結論
著者等紹介
ガー,ジェームス・C.[ガー,ジェームスC.][Gaa,James C.]
アルバータ大学ビジネス・スクール会計経営情報システム科会計学教授。カナダのオンタリオ州のハミルトンにあるマクマスター大学のビジネス・スクールであるマイケル・G.デグルート校の会計学準教授、哲学部準教授を経て、その後、現職に就いている。ワシントン大学セントルイス校で哲学博士の学位を取得し、イリノイ大学アーバナ=シャンパイン校で会計学博士の学位を取得。またカナダのオンタリオ州の公認全般会計士であり、カナダ公認全般会計士協会のフェローでもある。何年もの間、カナダ公認全般会計士協会の「教育顧問委員会」の委員でもあった。さらに、米国会計学会の「プロフェッショナリズムおよび倫理教育委員会」の委員長および委員として数年間にわたり活躍してきた。会計基準設定の分野では、カナダにおける「国際会計基準顧問団」およびカナダ公認全般会計士協会の「会計基準委員会顧問団」の一員として活躍してきた
滝田輝己[タキタテルミ]
1972年慶応義塾大学商学部卒業。1978年慶応義塾大学大学院商学研究科博士課程単位修得。1993年博士(商学)(慶応義塾大学)。1996年税理士試験試験委員(1998年まで)。1997年日本監査研究学会理事(2000年まで)。1999年日本簿記学会理事(2002年まで)。同志社大学商学部教授。公認会計士、税理士。日本会計研究学会評議員。専攻、会計学、監査論
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