内容説明
居住者・非居住者の区分とソース・ルール、租税条約、国際的二重課税、外国子会社合算税制、移転価格税制、過小資本税制・過大利子税制など主要な制度について、それらが設けられた趣旨や背景、要点をわかりやすく、コンパクトに解説。根底の理念や税制の全体像が理解できる基本書！各章のコラムによって最新の論点も紹介する！
目次
第１章 国際租税法とは
第２章 居住者・非居住者（内国法人・外国法人）の区分とソース・ルール
第３章 租税条約
第４章 国際的二重課税の排除
第５章 外国子会社合算税制
第６章 移転価格税制
第７章 過少資本税制・過大利子税制
第８章 相続税・贈与税と国際課税
第９章 消費税と国際課税
第１０章 国際課税に関する税務行政
著者等紹介
土屋重義［ツチヤシゲヨシ］
亜細亜大学法学部教授。早稲田大学政治経済学部卒業後、国税庁入庁。国税庁調査課長、沖縄国税事務所長、熊本国税局長等を経て現職
沼田博幸［ヌマタヒロユキ］
明治大学専門職大学院会計専門職研究科教授。金沢大学法文学部法学科卒業後、国税庁入庁。国税不服審判所部長審判官、国税庁課税部課税総括課消費税室長、福岡国税不服審判所長、新潟大学経済学部教授等を経て現職
廣木準一［ヒロキジュンイチ］
亜細亜大学法学部特任教授。東京大学法学部卒業後、国税庁入庁。仙台国税不服審判所長、関東信越国税不服審判所長、横浜市立大学教授等を経て現職
池上健［イケガミタケシ］
明治大学専門職大学院会計専門職研究科教授。早稲田大学政治経済学部卒業後、国税庁入庁。旧大蔵省や旧経済企画庁勤務を経て米国ハーバード・ロースクール国際租税講座修了。その後、ＪＩＣＡの専門家としてインドネシア財務省顧問の後、ＪＥＴＲＯ勤務、仙台国税不服審判所長等を経て現職
本田光宏［ホンダミツヒロ］
筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授、税理士。東北大学法学部卒業後、国税庁入庁。南カリフォルニア大学公共経営大学院修了（Ｍ．Ｐ．Ａ．）、大蔵省主税局課長補佐、ジョージタウン大学法科大学院租税法修了（ＬＬ．Ｍ．）、国税庁調査査察部調査課国際調査管理官、ＯＥＣＤ租税センターシニア・アドバイザー、東京国税局調査第三部長、課税第二部長、高松国税局総務部長等を経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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