内容説明
新会計制度は、連結対象、金融商品、退職給付の三大分野をはじめ、キャッシュ・フロー会計、税効果会計や研究開発費等の導入を図らんとするものである。この「会計ビッグバン」は、財務諸表の国際的比較分析や企業の経営比較分析も可能となり、わが国企業の経営改革を実現できるものと期待される。本書は、従来の会計制度から変革する新会計制度にもとづいた財務諸表論を展開している。一連の制度改正に即して加筆修正し、改訂した。
目次
財務諸表論総説
会計公準と企業会計原則の一般原則
貸借対照表論
資産
負債
資本
損益計算論
貸借対照表の様式
損益計算書の様式
その他の財務諸表の様式
連結財務諸表
中間財務諸表
著者等紹介
安永利啓[ヤスナガトシヒロ]
1941年東京都生まれ。慶応義塾大学商学部卒業、同大学院商学研究科修士課程・博士課程修了。慶応義塾大学ビジネス・スクール特別研究生、名古屋経済大学経済学部助教授・教授を経て、現在、京都産業大学経営学部教授
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