出版社内容情報
参加予算における機能の二面性について、その根源を文献研究から明らかにする。さらに実態調査によって二面性の存在と機能の混同を実証するとともに、二面性への対処を展望する。
内容説明
本書は、参加予算における二つの機能の存在とシステム設計の問題を、参加予算の機能の二面性ととらえ、その根源を文献研究から明らかにし、実態調査によって二面性の存在と機能の混同を実証するとともに、二面性に対する対処を展望するものである。
目次
第1部 問題の所在―機能の二面性の存在
第2部 行動科学的アプローチによる参加予算研究
第3部 コンティンジェンシー・アプローチによる参加予算研究と情報プロセシング・モデル
第4部 参加予算に対する二つのアプローチ
第5部 参加予算の機能の実態およびその二面性についての調査
第6部 参加予算の機能の本質
第7部 本書の概括、意義、展望