出版社内容情報
監査を経済的サービスとして捉えて、経済学および財務論を基礎に経済社会全体の中での監査の役割や限界を解説。監査論、会計学を志向する研究者、学生、職業会計人に好適の書。
内容説明
会計実務の向上に最も貢献した文献に与えられるワイルドマン賞を受賞。監査を経済的サービスとしてとらえ、経済社会における監査、とくに公認会計士監査の役割や限界を鋭く指摘する注目の「経済学的」監査論。監査論や会計学研究者のみならず経済学や財務論研究者にも有益な示唆を提示。学生のテキストとしても大好評。
目次
市場による証拠
エージェンシー理論―スチュワードシップ(モニタリング)仮説
情報仮説
保険仮説
生産物としての監査の属性
情報経済学―監査のコストとベネフィット
監査の供給
規制についての一見解