出版社内容情報
きつねのこんこんさんが、柏餅を作っています。「たくさんできたけど、どうやってみんなにとどけようかしら」こんこんさんがそういうと、「ぼくが、おてつだいするよ!」こいのぼりののぼくんがはりきって声をかけました。こんこんさんが、のぼくんにのって、そらをおよぎはじめると……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
12
Sカフェで演じました。2025/04/23
ヒラP@ehon.gohon
7
C事業所で演じました。2025/04/25
遠い日
3
12場面の紙芝居。子どもの日にちなんだこいのぼりと柏餅をモチーフにしたお話。きつねのこんこんさんがたくさんこしらえた柏餅。子どもたちに食べてもらいたくて、どうやって届けようかと思っているところへ、こいのぼりののぼくんがお手伝いを申し出ます。ぼくの背に乗って空を泳いでいけばいいよと。こんこんさん、大助かり。いく先々でみんなに喜んでもらい、おまけにみんなものぼくんに乗ってみたいといいます。とうとう空の黒雲まで行ってしまいました。そこで出会った雷っ子たちとも仲よくなって、楽しい1日となりました。2024/05/13
たくさん
1
子どもの友だちとか知り合いの範囲ってこんなくらいの距離感っていう感じで、 こんこんさんがのぼくんに誘われて、柏餅を配るのだけれど、 みんなが喜んでくれるだろう物を手元に持っている人は、 皆で分けて楽しむとみんなハッピーだよって示してくれる話が多くて、 その行為自体が、お互いさまになってよい社会になるっていう日本人らしさがとてもある。 季節感から話に入っても、そういう仲間のやさしさの話になるところもいい紙芝居ですね。 #NetGalleyJP2024/06/08
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