出版社内容情報
もうすぐ卒園式です。ねずみのネネとりすのリツは、だいの仲よし。
でも、卒園したらべつべつの学校にいくのです……。
そこでふたりはこっそりあおぞらえんをぬけだして、おもいでのどんぐり公園をめざします。
「レンゲが さいてる らんらんらん」歌いながら、春の野原をずんずん歩いて、どんぐり公園につきました!
いっぱい遊んで、そろそろ帰ろうと歩きだした、そのとき……大きな鳥が頭のうえをとんでいます!
あわてて森に逃げこんだふたりですが、すっかりまいごになってしまいました。さて……。
卒園をひかえた子どもたちにぴっりの紙芝居です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
18
幼稚園でやっと友だちになった同士が、卒園とともに別の学校になると、寂しい気持ちになること、よくわかります。 初めて経験する別れは不安ですが、決して友だちが他人になるわけではありません。 新しい出会いがあることも含めて、春先に演じたい紙芝居です。2022/09/05
moco
2
【5歳1か月】たまには紙芝居。娘の感想、「とりさんがきたときあぶなかった。」うん、お口に手を当てて「あっ!」ってしてたね。向かい合って読むと、ハラハラした様子がよく伝わってきます。2022/05/21