出版社内容情報
ろくじいさんのゆずの木に、たくさんの実がなりました。そこへとなりのおばあさんがやってきました。「きょうは、とうじね。ゆずおふろにはいると、かぜひかないのよね。ゆずをわけてくださいな。」ところがろくじいさんは「わしのゆずだ。」とひとりじめ。そのようすを、木のかげから、こっそりさるたちが見ていました。さるたちは、おじいさんがいなくなると、ゆずの木にちかづいて……。心も体もぽかぽかになる、冬のおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
18
冬至のころに演じたい紙芝居です。 柚子風呂に入ると風邪をひかないということと、本当に温まりそうです。 庭に柚子の木を持っているおじいさん。 木にたくさんの実がなったけれど、とんだけちん坊ですが、柚子風呂で心も体も温まることを教えられたようです。 となりのおばあさんとも仲良くできそうで、良かったです。 2021/01/27
ヒラP@ehon.gohon
8
C事業所で演じました。2023/12/22
ヒラP@ehon.gohon
8
Yデイサービスで演じました。2023/12/20
ヒラP@ehon.gohon
8
Sカフェで演じました。2023/12/13
遠い日
5
12場面の紙芝居。冬至のゆず風呂。健康を願う行事的な知識。たくさん実をつけたゆずを独り占めしようとしたろくじいさんの改心。おじいさん猿のために、ゆず風呂を作る猿たちのやさしさに、意地悪な気持ちが一転、みんなのためにゆずを使うことにしたろくじいさん。ゆっくり浸かって、あったまりましょ。2021/09/19