出版社内容情報
わたし、小さいおなべ。いつもお台所のすみでほこりだらけ。あーあ、大きなおなべさんたちがうらやましいな。そんなある日「あったよ!」女の子があたしを見つけて、ひさしぶりのおしごと。なにをつくるのかな?
※2015年12月刊行『ちいさいおなべ』の改訂新版。改訂新版より、裏面に解説文も追加されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
10
遠い方で。おはなしライブの候補。村田エミコさんの味のある版画、大好き! 台所でいちばん小さいお鍋さんは、大きな鍋と違い、いつも出番がない。でもある日……。さあ、どんな活躍の場があったのでしょう? 小さいものが活躍する話、小さいお子さんは我がことのようにうれしくなるだろうな。お姉ちゃんが弟を可愛がって、世話する姿も温かくていい。今回は見送りとなったが、いつかやりたい。2023/04/27
遠い日
5
8場面の紙芝居。食育紙芝居です。はるちゃんのおうちの台所でいちばん小さいお鍋さんは、いつも出番がありません。他の大きいお鍋たちは毎日毎日大活躍しているというのに。今か今かと待ちわびて、待ちくたびれて。そんな折、小さいお鍋でなくては!という仕事が回ってきます。大張り切りで臨んだのは、赤ちゃんのためのおかゆを炊くこと。ええ。もちろん、おいしくできましたとも。2023/02/11