出版社内容情報
森の中を、3びきのくまがおさんぽしています。
おおきいくま、ちゅうくらいのくま、ちいさいくまです。
3びきのくまのおうちには、いま、だれもいません。
ところが、女の子がやってきて、ずんずんおうちに入っていきました。
おうちにあるものは、みんな3つずつありました。
おおきいの、ちゅうくらいの、ちいさいの。
女の子は、おさらにはいったスープも、いすも、ベッドも、ぜんぶためしてみます。
女の子にぴったりだったのは……?
おなかをすかせた3びきのくまが帰ってきたら……?
「おおきい」「ちゅうくらい」「ちいさい」という言葉のくりかえしが楽しく、こわいもの知らずな女の子と、おっとりした3びきのくまがとっても魅力的なお話です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
たぶん誰もが知っていて、絵本もいっぱいあるので、絵が重要ポイントになるお話しです。 正直言うと、絵本としてはお気に入りが別にあるのですが、紙芝居になると別物のようです。 ちょっとゆるきゃらのように登場するくまが、乳幼児に安心感をもたせるような気がします。 大きいくま、中くらいのくま、小さなくまの見せ方の工夫も安心できました。2022/10/06
anne@灯れ松明の火
16
新着棚で。はせがわさとみさん、和歌山静子さんに惹かれて。文も絵も、良かった~! 大中小のスープ皿、イス、ベッドの場面で、少し抜いて、止めて、また抜いて、止めて……。紙芝居の特徴がうまく使われていて、いいなあ。2022/08/14
ヒラP@ehon.gohon
14
ふくろうの森イベントで演じました。2022/09/17
ヒラP@ehon.gohon
13
C事業所で演じました2022/09/15
遠い日
5
12場面の紙芝居。よく知られたイギリス民話。和歌山静子さんのカラフルで大胆なフォルムの絵は遠目も効いて見やすい。やっぱりこのお話、どの再話で読んでも、最後の女の子のことばやリアクションにいつも違和感を感じてしまいます。2024/09/11