出版社内容情報
おなかをすかせたおおかみがやってきました。「どこかにごちそうはないか。」すると、めのまえにぬまにはまってうごけないうまがいました。「へっへっへ。いまからおまえをくってやる。」うまはおおかみにきがついて、「おおかみさん、ぼくをたべるのなら、まず、このぬまからひっぱりだしてください。」といいます……。かしこいうまは、知恵をしぼって難をのがれます。ユーモアあふれる、モンゴルのむかしばなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
モンゴルの昔話。おなかを空かせたオオカミが、沼にハマった馬を見つけ何とか食べようとしますが、馬の方が1枚上手でした。2022/03/14
ヒラP@ehon.gohon
12
「とんまなおおかみ」と言われていしまいましたが、空腹が過ぎておおかみは思考力がなくなっていたのではないでしょうか。 何となく結末のわかる展開なのに、おおかみは必死です。 かしこい馬が上手だったとはいえ、沼に入り込んでしまった馬も必死だったはず。 どんなときも頭は使った方が良いようです。2019/11/09
遠い日
7
8場面の紙芝居。バーサンスレン・ボロルマーの絵を求めて。イソップ童話にもあるようなお話。賢い馬に蹴り飛ばされたとんまなオオカミですが、どこか素直に笑えない悲哀も感じてしまいます。2021/08/29
憩子
1
学童さん西にて。2020/07/28
憩子
1
学童さんの候補。2020/06/03
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