出版社内容情報
さなぎのからからでてきたばかりのちょうちょが、羽ををひろげて、ひら、ひら、ひらーん。とってもうれしそうにとんでいるよ。それを見ていたふくろうは、なんだかうたいたくなってきて、ホッホロ ホッホー。そのうたを聞いていたきつねは、なんだかおどりたくなって、コーン コン コン。うれしいきもちがどんどんつながって、最後にでてきたのはおつきさま! ほわーん ほわん……おつきさまもとってもうれしそう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
13
サナギから出てきたばかりのちょうちょが、夜の空間に飛び立ちました。 その様子を誰かが見ていました。 ちょっとスリリングな展開ですが、怪しげな流れではなくてホッとしました。 夜の中にもいろんな友だちがいるのですね。 次第に、だれが見ているのかを当てるクイズに変わっていくのですが、やっぱり最後に登場するのは…。 でも、夜は一人で出かけないように。2019/11/06
遠い日
5
8場面の紙芝居。やさしいやさしい月夜のお話。明るいお月さまの下で、なんとはなしに浮かれる動物たち。自分らしいパフォーマンスで思い思いに踊る姿が幻想的でユーモラス。2021/08/14