出版社内容情報
夏の夜明け、てんとう虫のテムがひとりでさんぽにでかけました。アオムシやアリやオケラに会いますが、いっしょにさんぽしてくれません。
内容説明
夏の夜明け、てんとうむしのテムがひとりでさんぽにでかけました。とちゅうで、アオムシやアリやオケラやトノサマバッタに会いますが、だれもいっしょにさんぽしてくれません。さいごに会ったのはてんとうむしでした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
13
テントウムシのテムの散歩はいろいろたいへん。虫たちとの出会いは必ずしも安全なものばかりではない。アリとテントウムシは仲が悪い。その説明はないけれど(アブラムシをはさんでの敵対関係にあるから)、事実は述べられる。それぞれの虫にそれぞれの暮らしがあり、テムはそれを身を以て知っていく。仲間のテントウムシとの出会いが、テムにとって幸せなものでありますように。2016/02/23
そらこ
5
てんとうむしのテムが散歩に出かけ、いろいろな虫に出会う。青虫、蟻、おけら……。背景は茶色の線描。虫たちだけがカラーで、緻密に描かれているので、はっきりしてわかりやすい。ストーリーは虫たちと出会うだけで、それほどのドラマはないが、身近な虫をしっかり見る楽しみがある。読み聞かせ8分。年中から年長ぐらい2023/08/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
3
松井エイコ氏の紙芝居講座2018/01/27
みこと
2
大学の講義の中で、友人のグループが発表してくれました。虫の世界が見えたし、ほっこりとしました。読み方の工夫もたくさんできると思いました。2024/05/15
愛
1
紙芝居のため、テムが何と出会うのかワクワクさせるように半分だけ見せる等工夫すると子ども達は楽しめると思いました。2024/05/15